友を想えば心を鬼にしてでも
久しぶりに青春時代にセミナーなどに参加した友人に会った
安いレストランで財布を盗まれたらしい
理由はともあれ困っているので地元まで足を運んでもらった
一目見て目を疑った かつてはその世界で名を挙げ一斉を風靡した
男の面影は全くなかった
マクドナルドで話を聞くと糖尿病で苦しんでいる
お互いに業が深い
それも、大半は女性の業だ生霊が乗り移っているような
恐怖の眼をしていた
業 宿命の話を一時間ばかりする
分かってもらえただろうか
彼が変わらなければ、もう会えない気がする
頼む T もう一度立ち上がってくれ