辻説法   世直し新聞

日々移り変わる現代に於いて、進みべき道を模索し提言申し上げます

マイクタイソン告白に学ぶ1

社会のはみだし者たちみんなに、本書を捧げる
悪の道から抜け出せなくなった人たち、世間から無視された人たち、薬で骨抜きにされた人たち
打ちのめされた人たち、濡れ衣を着せられた人たち。そして愛してもらえなかった人たちに。
タイソン著 「告白」の冒頭部分である
至上最年少でボクシング世界ヘビー級チャンピオンになったマイクタイソンは、幼少時代、世界一貧困で喘ぎ差別をされ、もっとも危険な街であったブルックリンで生まれ育った。
少年時代が虐めに合い、気の小さな男であったと告白している。
母親は売春婦で、毎日のように男を変え父親は年に一度ぐらいしか帰ってこない、最悪の環境であった。
悪ガキ達に狙われ、恐喝、万引き強要、暴力によって精神的、肉体的に傷つけられた日々が綴られている。
「あのころの体験のせいで、今でも自分の中に臆病者がいる、ああいう感情は決してぬぐい去れないものなんだ」と
その中で、タイソン少年の唯一の楽しみはペットの鳩を飼い育てる事であった。
気の優しいタイソン少年は、なけなしの、こずかいで買った鳩達を大切に育てていた。
ある時、悪ガキの一人が、面白がってタイソンの鳩を盗み、それを咎めた際、鳩の首を引きちぎりタイソンの足下に投げつけた。
怒ったタイソンはその悪ガキに殴りかかり、その一人を殴り倒してしまう。力の目覚めである。
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マイクタイソン 告白を読む

分厚い本で値段も、2800円
大人買いしたマイクタイソン著 告白を読了しました、「木村正彦はなぜ、力道山を殺さなかったのか」以来、久々に教訓溢れるノンフェクションでした。内容については細かく触れるとネタバレになってしまいますので、細部の情報は是非、読んでくださいということで、自分が最も感銘した点を上げて行きたいと思います。
本日はラストに書かれているジョー小泉の後書きから、世界王座を史上最年少で勝ち取り、世界一の名誉と財産を手に入れたタイソンが、その後、セックスと酒とドラックの依存症になり最低の境遇に落ちた最大の原因は、世間で言われているドンキングによる搾取ではなく、その最大の原因は師匠、カスダマトにあると言及した点です。
カスダマトは「ベストキッド」の宮城ではなく
ボクシングさえ強ければ全てが手に入る、いや、手に入れていいと刷り込んだ張本人であると結論づけています、若きタイソンの類まれな才能を見抜き、どうしたら世界を取れるかを徹底的に追求した功績は疑う余地のないものですが、そこに勝てば何をしてもいいという誤った価値観を植え付けてしまったことは、タイソンの人生に大きな影響を与えてしまいました。世に3年かけても師を探せとはまさに、このような事を言うのでしょう
続く

マイクタイソン 告白を読む

分厚い本で値段も、2800円
大人買いしたマイクタイソン著 告白を読了しました、「木村正彦はなぜ、力道山を殺さなかったのか」以来、久々に教訓溢れるノンフェクションでした。内容については細かく触れるとネタバレになってしまいますので、細部の情報は是非、読んでくださいということで、自分が最も感銘した点を上げて行きたいと思います。
本日はラストに書かれているジョー小泉の後書きから、世界王座を史上最年少で勝ち取り、世界一の名誉と財産を手に入れたタイソンが、その後、セックスと酒とドラックの依存症になり最低の境遇に落ちた最大の原因は、世間で言われているドンキングによる搾取ではなく、その最大の原因は師匠、カスダマトにあると言及した点です。
カスダマトは「ベストキッド」の宮城ではなく
ボクシングさえ強ければ全てが手に入る、いや、手に入れていいと刷り込んだ張本人であると結論づけています、若きタイソンの類まれな才能を見抜き、どうしたら世界を取れるかを徹底的に追求した功績は疑う余地のないものですが、そこに勝てば何をしてもいいという誤った価値観を植え付けてしまったことは、タイソンの人生に大きな影響を与えてしまいました。世に3年かけても師を探せとはまさに、このような事を言うのでしょう
続く

人生をやり直したい、全ての人へ

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激動の15年でした
正直言って、死のうかと思ったこともあります
最低最悪の人生だと思い、この世から消えて無くなりたいなんて、考えていました
昨年のあの日がなかったら、今想っても寒気がします
今までの人生を振り返り、自分の生き方が間違っていた事に気づきました
このままでは、いけない 何かを変えたい ただ、それだけの想いで、この駄文を綴ります
1人でもこの駄文を読んで、生きる希望をもってくれれば、これ以上の喜びはありません